横浜ゴム、SUV用スタッドレス「iceGUARD 8 SUV」を9月発売…氷上・雪上性能を最大化

・横浜ゴムはSUV用スタッドレス「iceGUARD 8 SUV」を9月に発売する。

・冬用タイヤ技術「冬テック」を採用し、SUVに求められる雪上性能と耐摩耗性能を最大化した。

・専用コンパウンドとAIを活用したトレッド設計により、従来品から氷上性能を14%向上させた。

横浜ゴムのSUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 8 SUV」
横浜ゴムのSUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 8 SUV」全 6 枚

横浜ゴムは、スタッドレスタイヤブランド「iceGUARD(アイスガード)」の新商品として、SUV用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 8 SUV」を9月1日より順次発売する。

【画像全6枚】

発売サイズは275/45R20 110Tから175/80R16 91Tの計28サイズで、2027年にはさらなるサイズ拡大を予定している。価格はオープンプライスである。

新商品は、横浜ゴムの冬用タイヤ技術コンセプト「冬テック」を採用した第2弾商品となる。乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 8」の優れた氷上性能を継承しながら、SUVユーザーが重視する雪上性能と耐摩耗性能の最大化を追求した。最新SUVの高荷重や高速走行に対応するコンパウンド、トレッドパターン、タイヤ構造を新たに開発している。

SUV専用コンパウンドSUV専用コンパウンド

コンパウンドには、SUV用に専用開発した「冬ピタ吸水ゴム SUV」を採用した。多層構造で吸水力に優れる天然由来素材「水膜バスター」を高密度に配合し、氷上で滑る原因となる水膜の吸水量を3%向上させた。これにより、氷とゴムの接触点を従来品より61%増加させ、氷上性能を大幅に高めている。また、シリカを投入したSUV専用配合により、ゴムのしなやかさと剛性感を両立した。さらに、劣化抑制配合の技術によって約4年後まで氷上摩擦力の低下を抑制する。

SUV専用トレッドパターンSUV専用トレッドパターン

トレッドデザインは、横浜ゴムのAI活用フレームワーク「ハイコラボ」を活用して開発した。ヨコハマのSUV用スタッドレスタイヤ史上最大となる接地面積、ブロック剛性、溝エッジ量を達成している。従来品に比べ接地面積を3%、ブロック剛性を16%、溝エッジ量を19%増加させ、氷上および雪上性能を一段と高めた。

これらの技術により、従来品に比べて氷上性能を14%、雪上性能を4%、耐摩耗性能を11%向上させた。ドライ性能の向上やころがり抵抗の低減も実現している。

本製品の投入は、横浜ゴムが2026年度まで推進する中期経営計画に基づく、高付加価値品比率の最大化戦略の一環だ。

《森脇稔》

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