日本RV協会、キャンピングカー貸与…熊本地震の被災地を支援

熊本地震の被災地支援へキャンピングカー貸与
熊本地震の被災地支援へキャンピングカー貸与全 4 枚

日本RV協会(JRVA)は、令和8年熊本地震の被災地支援として、JRVA会員企業のキャンピングカーを貸与することを決めたと発表した。

【画像全4枚】

JRVAは、被災者への見舞いと一日も早い復興を祈るとした上で、実施概要を公表した。目的は、支援団体の宿泊場所や休憩場所としての活用である。場所は熊本県内。対象は、医療系のNPO法人2台、独立行政法人水資源機構1台とした。今後の要請に応じて、追加の支援も行うとしている。

JRVAは、災害時にキャンピングカーが有用な理由として、現地到着後にすぐ使える点や、余震を含む急な避難や立ち退きにも迅速に対応できる点を挙げた。

また、車内にパーソナルスペースがあり、落ち着いて過ごせることで心の安定につながると説明した。電気や水、ガスなどの設備があるため、基本的な生活が可能で、トイレやシャワーが整った車両では衛生面の維持にも役立つとしている。

さらに、フルフラットの就寝スペースにより、長時間同じ姿勢で過ごす健康リスクを軽減できる可能性があるとした。通信についても、電力を活用して情報収集を続けられる点を強調した。

JRVAは過去の活用事例として、東日本大震災でボランティアの宿泊や休憩、災害対策本部の会議スペースに使われたことや、熊本地震で3台が生活支援に貢献したことを挙げた。能登半島地震では60台以上を設置し、応援自治体職員の宿泊に活用したとしている。

加えて、JRVAは防災フェアやキャンピングカーショーへの出展、啓発冊子の発行、自治体・団体との災害協定の締結を進めているとした。2026年7月時点で全国33件の協定があるという。

《森脇稔》

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