三菱自動車が技術支援する「チーム三菱ラリーアート」は、8月9日(日)から15日(土)までタイで開催されるアジアクロスカントリーラリー(AXCR)2026に、ピックアップトラック『トライトン』3台体制で参戦し、大会連覇を目指す。
チームは開幕を目前に控えた8月4日、タイ・チャチューンサオ県のオフロードコースで最終確認の試験走行を実施した。総監督の増岡浩氏は、5月の耐久テスト以降の改良と熟成に加え、開幕直前のシェイクダウンで車両、ドライバー、サービス体制の完成度を高く確認できたと述べた。
ドライバーのチャヤポン・ヨーター氏は、前年覇者としてのプレッシャーよりも準備への自信が大きいとし、『トライトン』は信頼性と競争力を高めたうえで、シェイクダウンで良い手応えを得たと語った。田口勝彦氏は、総合優勝を争う覚悟で臨み、どのような路面状況でも戦える感触があるとした。
また小出一登氏は、全てのスペシャルステージを走り切ることに加え、2台のサポートにも全力で取り組み、総合優勝と大会連覇に貢献したいとした。
AXCRはジャングルや泥濘路、渡河区間、山岳路など多彩な未舗装路を走破するアジア最大級のクロスカントリーラリーで、東南アジア特有の高温多湿な環境で競われる。2026年大会はパタヤをスタートし、プラーチーンブリー、ナコーンサワン、カンペーンペットを経て、ピッサヌロークでフィニッシュする。総走行距離は約2000kmで、四輪部門43台、二輪部門36台の合計79台が参戦する。
「チーム三菱ラリーアート」のサポートカーとして、今年も『デリカD:5』4台が帯同する。競技車両のメンテナンスやチーム運営を支え、過酷な未舗装路やウェット路面での走破性と迅速なサービス体制の構築、データ収集を担う。4台のうち1台には車両運動統合制御システム「S-AWC(Super-All Wheel Control)」を搭載した現行型『デリカD:5』を採用し、総監督やエンジニアの移動、コース視察などに使用する。
三菱自動車は8月10日(月)の大会初日から15日(土)の最終レグまで、最新のデイリーレポートを同社のAXCRスペシャルサイトで紹介する。




