日産『エルグランド』新型、フタバ産業の排気システム採用…部品点数削減と軽量化を実現

・フタバ産業の排気管部品が日産自動車の新型エルグランドに採用され、部品点数の削減と軽量化を実現した

・マフラー内パイプの孔位置を工夫することで、セパレーターの数を従来の5枚から3枚に削減することに成功した

・内装バルブを不要とすることでさらなる質量低減を達成し、音性能と耐久性能も維持した

センターマフラー内部
センターマフラー内部全 5 枚

フタバ産業は、日産自動車の『エルグランド』新型に、同社の排気システムが採用されたと発表した。

【画像全5枚】

■排気管の部品点数削減と軽量化を実現

今回採用された製品は、前モデルと比較して排気管の構造を簡素化することで部品点数を削減し、軽量化を実現したものだ。

構造の簡素化にあたっては、熱耐久性の低下が懸念されたが、解析ツールを用いた最適化検討および性能予測により、必要な耐久性能を確保した。

具体的には、マフラー内パイプの孔位置を工夫することで、音性能を維持しながらマフラーシェルが変形しにくい排気ガスの流れを実現した。これにより、セパレーター(仕切り板)の数を従来の5枚から3枚へ削減することに成功した。

さらに、パイプ孔・セパレーターの位置とパイプ長さの組み合わせを要求性能に合わせて最適化することで、音の伝わり方を細かくコントロールできるようになった。その結果、これまで消音性能確保のために用いられていた内装バルブが不要となり、さらなる質量低減を実現した。

フタバ産業は今後も、培ってきた技術開発力とモノづくり力を活かし、環境・社会課題の解決に取り組んでいく。

《森脇稔》

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