英国の老舗コーチビルダー「Thrupp & Maberly」が復活、最初の特注車を今秋発表へ

・18世紀に起源を持つ英国の老舗コーチビルダー「スラップ&メイバリー」が、コベントリーを拠点に現代の工房として復活。

・約60人の職人・専門家が手掛ける完全オーダーメイドの高級車を少量生産し、歴史的モデルのレプリカは製造しない方針。

・初の特注案件「プロジェクト・メイフェア」を開発中で、詳細は2026年秋に発表予定。

Thrupp & Maberlyのロゴ
Thrupp & Maberlyのロゴ全 1 枚

英国で最も歴史あるコーチビルダーの一つ、Thrupp & Maberlyが現代の工房として復活した。

同社の起源は18世紀にまで遡る。コベントリーを拠点とし、伝統的な職人技と現代的なエンジニアリング・デザインを融合させた特注車の製作を専門とする工房として再出発した。

約60人の職人と専門家からなる専任チームが、ごく少量生産のコーチビルド車、手作業で仕立てる内装、個人顧客からの特注製作を手掛ける。すべての特注案件は最高級の素材を用い、英国のコーチビルディングに受け継がれてきた原則に基づいて個別に開発される。

同社はブレンダン・オトゥールとラース・カールストロムのパートナーシップによって設立された。自動車分野で数十年にわたり培われた専門技能と国際的な産業界での経験を結集し、職人技・希少性・時代を超えたデザインを重視する企業として位置づけられている。

歴史的モデルのレプリカは製造しない方針で、英国のコーチビルディングの伝統を尊重しながら、現代のエンジニアリング・素材・技術を取り入れた独創的な自動車を生み出すとしている。

現在、社内プロジェクト名「プロジェクト・メイフェア」のもと、初の特注案件の開発を進めている。このプロジェクトは、洗練されたプロポーション、手作業で仕立てた車体、厳選された素材、極めて限られた生産台数を組み合わせ、英国のグランドツーリングカーを現代的に再解釈したものだ。詳細は2026年秋に発表される予定。

同社は、完全オーダーメイドの高級車に対する世界的な需要の高まりに応える体制を整えており、個人顧客に対して英国コーチビルディングの最高峰の伝統にふさわしい職人技、プライバシーへの配慮、そして一台一台の個性を提供するとしている。

《森脇稔》

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