日産『フェアレディZ NISMO』に改良新型、6速MT追加…GT-R譲りのブレーキも採用

・日産自動車がフェアレディZ NISMOをマイナーチェンジし、ショートストローク6MTを新たにラインアップに追加した。価格は975万2600円。

・フロントブレーキにGT-Rで採用されていた2ピースドリルドローターを搭載し、放熱性向上とバネ下重量の軽量化を実現した。

・最新のQi2規格対応ワイヤレス充電器を採用し、走行中の振動でもずれない内蔵マグネットと冷却ファンで安定した充電性能を確保した。

日産『フェアレディZ NISMO』改良新型
日産『フェアレディZ NISMO』改良新型全 6 枚

日産自動車は『フェアレディZ NISMO』をマイナーチェンジし、発売した。価格は975万2600円だ。

【画像】日産『フェアレディZ NISMO』改良新型

今回の改良では、ユーザーから要望の多かったマニュアルトランスミッション(6MT)をラインアップに追加したことが最大のトピックだ。9速ATも継続して設定される。

■ショートストローク6MTを専用設定

日産『フェアレディZ NISMO』改良新型日産『フェアレディZ NISMO』改良新型

新たに採用したのは、手首で操るような素早いシフト操作が可能なショートストロークのシフト機構だ。6MT専用にスロットルと点火タイミングのエンジン制御を最適化し、アクセルを踏んだ瞬間からリニアなレスポンスを実現するとともに、高回転域まで伸びやかな加速フィールを追求した。

ドライブモードは「STANDARD」と「SPORT」の2種類を設定。「STANDARD」は街中やロングドライブに適するよう加速時のエンジン音量を抑え、中回転以降で伸びやかな加速を感じられる。「SPORT」ではより高回転域でのリニアなアクセルレスポンスとエンジン音を実現し、高揚感あふれる走行体験をもたらす。

また、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)モードにはNISMO専用の「TRACTION」モードを追加。アクセルとステアリング操作への応答性を高める専用チューニングを施し、ドライバーの意思に忠実な車両挙動を実現した。

■GT-R譲りのブレーキローターを採用

日産『フェアレディZ NISMO』改良新型日産『フェアレディZ NISMO』改良新型

シャシー面では、フロントブレーキに『GT-R』で採用されていた2ピースドリルドローターを搭載した。優れた放熱性によるブレーキ性能の向上に加え、バネ下重量の軽量化も実現している。ブレーキキャリパーには新色のブライトレッドを採用した。

軽量化に合わせた専用サスペンションセッティングにより、路面追従性と回頭性も向上。ステアリングには低フリクションラックを採用し、よりスムースな操舵感とコーナリング性能を実現した。

日産『フェアレディZ NISMO』改良新型日産『フェアレディZ NISMO』改良新型

ボディカラーはNISMO専用色のNISMOステルスグレー/スーパーブラックの2トーンをはじめとする5種類を用意。インテリアには本革アルカンターラのコンビシートを採用している。

そのほか、燃料タンク内にチャンバーを追加し、高い横Gが発生するコーナリング時でも燃料供給を安定化。対自転車の制動要件に適合した衝突被害軽減ブレーキも搭載した。

最新のQi2規格に対応したワイヤレス充電器も採用。内蔵マグネットにより走行中の振動でもずれることなく充電を継続でき、冷却ファンにより充電時の発熱を抑えて安定した充電性能を維持する。

《森脇稔》

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