東京・池尻大橋の元ガソリンスタンドで一夜限りのフィルムナイト、日本初公開2作品を上映…9月6日

一夜限りのオープンエア・シネマ『Ikejiri Service Station Film Night : Roadside Landscape』
一夜限りのオープンエア・シネマ『Ikejiri Service Station Film Night : Roadside Landscape』全 5 枚

建築的な思考を軸に実験的なデザインを行うプラットフォーム「DDAA LAB」と、「食」の観点から自然・人・文化の持続的な共存を目指すコレクティブ「Terrain」は、9月6日に一夜限りのフィルムナイト『Ikejiri Service Station Film Night : Roadside Landscape』を開催する。

【画像全5枚】

会場は、東京都目黒区の池尻大橋駅前にある元ガソリンスタンド跡地(東山3丁目15-1)。2027年秋に複合スポットとして生まれ変わる予定のこの場所で、本格的な改修工事を前にした2週間限定のイベントとして企画された。

当日はオープンエアの特設シネマが出現し、3作品を上映する。

19:00~19:09に上映するのは、チャールズ&レイ・イームズによる『Powers of Ten』(1977年・9分)。湖畔のピクニックから宇宙の果て、そして原子の世界へと視点の尺度を横断する作品だ。

19:30~20:01には、バベット・マンゴルトの『Visible Cities』(1991年・31分)を日本初公開で上映。シャンタル・アケルマン作品の撮影を手がけたマンゴルトが、南カリフォルニアの郊外で住まいを探す2人の女性を通して、都市と所有、居場所を見つめた作品である。

20:20~21:20には、ジャスティン・タイムの『Chasing Houses』(2017年・60分)を日本初公開で上映。アメリカ西部の道路を運ばれる移動住宅を追いながら、移動と定住、「家」とは何かを問いかけるロードムービーだ。

本企画は、古くから「旅人の中継地点」として人や物が行き交ってきた池尻の土地の記憶と、映画に刻まれたロードサイドの風景を重ね合わせたものだ。自動車社会が都市や暮らしに残した痕跡、「移動と定住」をめぐる営みを見つめ直すことをテーマとしている。

入場は無料。会場では「Massif」「Overview Coffee」によるワイン・コーヒー・軽食のスタンドがキャッシュオン形式で出店する。座席数は50席程度(半屋外)。主催はDDAA LAB、共催はTerrain、プログラム・コーディネートはrecords from nowhereが担当する。

《森脇稔》

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