FA(ファクトリーオートメーション)向けアルミプロファイルメーカー大手のSUS(エスユウエス)は、2026年9月8日から11日までの4日間、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2026」に出展する。出展ブースは東7ホール ZB04だ。
今回のテーマは「手軽なカートから、自動搬送、高所アクセスまで。『運ぶ』を広げる、SUSの搬送全方位戦略」だ。EC市場の拡大に伴う取扱量の急増や慢性的な人手不足を背景に、物流業界では生産性の向上や省人化・自動化ニーズが高まっている。SUSはアルミ製物流機器の幅広いラインアップでこれらの課題に応える「搬送全方位戦略」を提案する。
■物流業界が直面する複合的な課題
近年、物流業界は「2024年問題」に象徴される深刻な人手不足やEC市場拡大による取扱量の増加、多品種少量化への対応、燃料や資材コストの上昇、環境対策など、複雑かつ多様な課題に直面している。物流倉庫や配送センターの建設費・設備コストの上昇により、追加投資も容易ではない状況だ。
限られたスペースや既存設備を有効活用しながら、生産性の向上や省人化・自動化を実現することが、物流における重要課題となっている。
■展示製品の概要
【1】新型運搬カート「Factory Porter」(ファクトリーポーター)※特許出願中
安定性に優れた小型電動カートに、軽量・高剛性なアルミ製台車を組み合わせた新発想の運搬カートだ。全幅600mmのコンパクト設計により、狭い棚間でもスムーズに走行できる。航続距離は38kmで、静音性・環境性に優れたモーターを採用。走行速度は時速6km以下に抑えられており、誰でも安心して扱える。
レバーを握っている間のみモーターが作動する「レバー式アクセル」を採用し、シグナルタワーやスピーカーなどのオプション装備、衝突予防超音波センサーなどのカスタム機器にも対応する。アルミ台車は棚台車・平台車・BOX台車の3種類を用意し、用途に応じて着脱できる。
【2】アルミ製軽量カート/電動アシストカート
大手EC事業者の物流センターで多数の採用実績を持つ「アルミ製軽量カート」は、鉄製カートに比べて約1/3の軽さで、女性や高齢者でも安全に扱える。ネスティング機能や連結機能も備える。「電動アシストカート」はアシストモーターにより、300kgまでの荷物を軽い力で運搬できる。
【3】協働運搬ロボット「THOUZER」(サウザー)
人と一緒に働くことを前提に開発された自律走行型の運搬ロボットだ。可搬重量は120kg、最大速度7.5km/hで作業者を自動追従する。直線80cm・コーナー100cm幅の狭幅通路にも対応し、プログラミングや周辺機器との連携が不要なため、即戦力として導入できる。
【4】電動昇降カート「SKY STEP」
倉庫内の高所や隙間にアクセスできる手押しカートで、作業者が乗るゴンドラを最大高1950mmまで電動で昇降させる。幅約600mmのスリムな設計で、高所作業車やフォークリフトが入れない狭い通路でも使用可能だ。
【5】デモンストレーションの実施
各種製品の展示に加え、狭い棚間や長い通路でのピッキング・運搬など、リアルな現場を想定したデモンストレーションも実施する。
■SUS株式会社の概要
1992年6月設立。資本金2億9000万円、売上高340億7000万円(2026年2月期連結)。従業員数1096名(2026年8月現在)。FA向け機械装置・ユニット機器製品の設計開発・製造・販売のほか、アルミ製住宅・建築用構造材、アルミ製家具・建材の製造販売を手がける。




