車両入退管理サービス「FLOWVIS」、古野電気が出展へ…国際物流総合展2026

車両入退管理サービス「FLOWVIS」
車両入退管理サービス「FLOWVIS」全 1 枚

古野電気は、9月8日(火)から11日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2026」に、事業所や物流施設における業務車両管理を自動化・パッケージ化した車両入退管理サービス「FLOWVIS(フロービス)」を出展する。

同社ブースでは、2026年4月に全面施行された改正物流効率化法に対応し、物流拠点における車両の入退場時刻や構内滞在時間を正確に把握できるシステムを展示する。実際の管理画面のデモンストレーションや導入事例の紹介に加え、受付渋滞・守衛業務・構内セキュリティ・車両誘導などの課題について個別相談にも対応する。

■FLOWVISの主な機能

FLOWVISは「ETC」認証と「車番」認証の両方を用いて車両を確実に検知・識別する車両入退管理サービスだ。

①ETC認証と車番認証による車両の検知・識別

ETCとナンバープレートを読み取る車番認証を組み合わせて車両を検知・識別する。バーゲートやシャッター、チェーンゲートなどの機器と連動でき、ゲートレス運用にも対応する。

②車両入退管理に必要な機能をパッケージ化

入退場記録や車両画像の確認、履歴検索、登録車両管理などをワンパッケージで提供する。複数の出入口・拠点の一元管理や、パトライト・電光掲示板・各種ゲート機器との連動にも対応し、業務効率化を支援する。

③API提供による外部システムとの連携

FLOWVIS APIにより、受付・バース予約・倉庫管理・車両位置管理などの外部システムと連携できる。既存システムと入退場データを連携し、施設運用全体の効率化と可視化を実現する。

④入退場データと構内滞在時間の可視化

入退場時刻から構内滞在時間を自動算出し、通行台数や会社別・時間帯別の滞在傾向をグラフで表示する。荷待ち・荷役時間の実態把握や改善効果の検証を支援し、中長期計画の現状把握・進捗確認にも活用できる。

FLOWVISは荷待ち時間の可視化、守衛業務の省力化、通学路を含む周辺道路の安全確保、複数拠点の一元管理が可能で、拠点ごとの課題に応じて幅広く活用されている。導入事例として、多木化学株式会社の本社工場(兵庫県加古川市)では、セキュリティ対策の強化および無人化・自動入退履歴取得により、守衛業務の効率化と渋滞緩和を実現した。

■改正物流効率化法について

2026年4月に全面施行された改正物流効率化法により、年間取扱貨物量9万トン以上の荷主(上位約3200社)には、CLO(物流統括管理者)の設置や中長期計画の作成・提出、定期報告が義務付けられている。中長期計画では、積載効率の向上や荷待ち・荷役時間の短縮に関する数値目標と改善策の策定が求められており、FLOWVISはこうした法的要件への対応を支援するサービスとなる。

《森脇稔》

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