トレーラー型ポップアップショップ、「セルフナビゲーション トレーラー」受注開始へ…EV給電・普通免許で運用可能

トレーラー型ポップアップショップ『SELF NAVIGATION TRAILER(セルフナビゲーション トレーラー)』
トレーラー型ポップアップショップ『SELF NAVIGATION TRAILER(セルフナビゲーション トレーラー)』全 2 枚

鳥取県米子市の住宅・店舗設計施工会社、ゼロアクションアーキテクトが、牽引して運びその場が店舗になるトレーラー型ポップアップショップ『SELF NAVIGATION TRAILER(セルフナビゲーション トレーラー)』の受注を9月上旬に開始する。

【画像】トレーラー型ポップアップショップ

同製品は、軽トラック搭載型『SELF NAVIGATION KID』、EVキッチンカー『KID-e』に続く「SELF NAVIGATION」シリーズの第3弾。コンセプトは「不確かな時代にちょうどいい。SHOPが動く/デザインが走る」だ。

■牽引車のEVがそのまま電源に

トレーラー型ポップアップショップ『SELF NAVIGATION TRAILER(セルフナビゲーション トレーラー)』トレーラー型ポップアップショップ『SELF NAVIGATION TRAILER(セルフナビゲーション トレーラー)』

最大の特徴は、牽引車であるEVから可搬型給電器を介してトレーラーへ給電する仕組みだ。照明・冷蔵・POS・調理機器まで賄うことができ、発電機もポータブル電源も不要となる。

同社は2024年に発売したEVキッチンカー『KID-e』で、発電機を使わずEVの蓄電のみで1日の営業をまかなえることを実証してきた。実測では1日あたりの使用量は約6.25kWh。25kWhの蓄電容量に対して十分な余裕があり、「静かで排気が出ない」ことが出店先の選択肢を大きく広げるという手応えを得ていた。

一方、車両そのものを店舗にする方式では売り場の広さが車体寸法に縛られるという課題があった。そこで発想を切り替え、EVは牽引と給電に専念させ、店舗はトレーラーとして独立させた。これがセルフナビゲーション トレーラーの開発背景だ。

■普通免許のみで牽引可能

車両総重量は750kg以下の軽量設計で、けん引免許は不要。普通免許のみで牽引できるため、誰でも扱いやすい点も特徴だ。

■店舗設計のプロによるオリジナルデザイン

建築会社ならではの設計力と、5軸マシニングセンタによる精密加工を組み合わせ、曲線・彫刻など複雑なデザインにも対応する。ロゴ彫刻やオリジナル什器も一体でデザインでき、1台ごとに個性ある店舗空間を実現する。

跳ね上げ式の大開口で開放的な売り場を確保し、閉じれば外装全面が看板・広告面として機能する設計だ。

■騒音ゼロ・排気ゼロで出店場所を選ばず

発電機を使わないため騒音ゼロ・排気ゼロを実現。屋内・住宅街・公園など、これまで出店が難しかった場所への展開が可能となり、CO2削減にも寄与する。

週末マルシェや野外フェス、商業施設・観光地でのポップアップストア、移動カフェ・物販・レンタルスペースの多店舗展開、複数事業者による共同保有・シェア利用など、幅広い活用シーンを想定している。

《森脇稔》

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