WHILLモビリティサービス、富山県初導入…氷見市の温泉旅館「湯の里いけもり」に

WHILLモビリティサービスを氷見市の温泉旅館「湯の里いけもり」に導入
WHILLモビリティサービスを氷見市の温泉旅館「湯の里いけもり」に導入全 2 枚

WHILLは、富山県氷見市の温泉旅館「湯の里いけもり」に、免許不要で歩行領域を走行する近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」の移動サービス「WHILLモビリティサービス」が導入されたと発表した。

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富山県内での同サービス導入は初めてとなる(WHILL社調べ、2026年8月時点)。年齢や障害、身体状況に関係なく誰もが安心・快適に旅を楽しめるユニバーサルツーリズムの一環として、アクセシビリティ環境を整える取り組みだ。

移動への不安から旅行をためらう人は多く、こうした不便が解消された場合の全国的なユニバーサルツーリズム市場の潜在規模は、現在の約1.4倍にあたる4200万人程度(2023年時点)にのぼるとされる。高齢化を背景に2035年まで拡大し続けると試算されており(独立行政法人経済産業研究所調べ)、旺盛なインバウンド需要も重なって、観光・宿泊施設でのバリアフリー整備が進みつつある。

湯の里いけもりでは、車椅子での利用や高齢の家族と一緒に過ごしたいという顧客の声が増えたことを受け、バリアフリー仕様の別館「AMAZA(天座)」を新設した。段差の少ない床面や車椅子での移動に配慮した間取りを採用し、デザイン性と機能性を兼ね備えた手すりなどの設備も各所に配置している。

今回導入するのは、プレミアムなチェア型「WHILL Model C2」1台。片手で直感的に操作でき、徒歩と同じ速さで移動できるため、同行者と同じペースで施設内外を安心・安全に移動や散策が可能だ。普段は歩けるが長距離になるとつらい方、杖を使う方、妊婦の方、手動車椅子を押すご家族など、さまざまな人を対象としている。

サービスの利用料金は無料。利用可能範囲は本館とAMAZA(天座)の全エリア内および周辺の散策で、体重115kg以下などの利用条件がある。予約時またはチェックイン時にスタッフへ申し出ることで利用できる。

WHILL社は引き続き、さまざまなステークホルダーと連携しながら、ユニバーサルツーリズムの推進に取り組むとしている。

《森脇稔》

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