パナソニック オートモーティブシステムズは9月25日、市販市場向けカーナビゲーションおよび専用オプション品の生産を2027年3月までに終了すると発表した。
同社は1993年に市販カーナビを発売して以来、30年以上にわたり業界をリードしてきた。2003年には「ストラーダ」ブランドを立ち上げ、国内市販カーナビゲーションとして業界初となる高画質ワイドVGAモニター搭載(2004年10月発表当時)や地上デジタルチューナー標準装備(2006年5月発表当時)、フローティング大画面ナビなど先進技術を市場に投入してきた。2011年にはポータブルナビ「ゴリラ」ブランドも加わり、多様な移動ニーズに対応してきた。
生産終了の背景には、スマートフォンナビの普及に加え、車両のコネクテッド対応や車載インフォテインメントシステムの高度化・標準装備化の進展がある。市販市場でもディスプレイオーディオの普及が進むなど、車載情報機器に対する顧客ニーズや選択肢が多様化しており、市販カーナビゲーション市場を取り巻く環境が大きく変化している。
生産終了の対象となる主な製品は、市販カーナビゲーション、市販ドライブレコーダー、市販リヤビューカメラ。
生産終了後も、地図更新などのソフトウェアサービスの提供、修理・補修対応などのアフターサービス、顧客サポート窓口の継続といった対応を続ける。また、生産終了まで製品の供給を継続するとともに、販売店および関係会社と連携しながら市場への安定供給に努めるとしている。
なお、同社は2027年4月1日より社名を「モビテラ株式会社」に変更する予定だ。




