西武鉄道「レッドアロークラシック」が復活、10月4日から…10000系引退を飾る

2011年から2021年に運行していたレッドアロークラシック(10105編成)
2011年から2021年に運行していたレッドアロークラシック(10105編成)全 15 枚

西武鉄道は、特急用電車10000系「ニューレッドアロー」に、初代特急5000系「レッドアロー」の塗装色を施した「レッドアロークラシック」を、10月4日から期間限定で運行する。レッドアロークラシックの登場は今回が2度目。運行は2027年春までを予定している。

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今回の運行は「西武グループ昭和100年SPECIAL PROJECT」の一環。使用するのは10000系10108編成(7両編成)で、特急レッドアロー号の運行区間を走る。車両運用の都合で運行しない日もある。

「レッドアロークラシック」は、初代5000系レッドアローを現代によみがえらせる企画として、2011年に初めて登場した。10000系ニューレッドアロー(10105編成)の車体を、初代と同じアイボリーホワイトを基調に鮮やかな赤い帯を配した姿とし、2021年まで10年間にわたって運行した。今回、そのレッドアロークラシックが5年ぶりに復活する。初代5000系レッドアローの塗装を10000系で再現する試みとしては、2011~2021年の運行に続く“2度目の復活”となる。

ベースとなる10000系自体が数を減らしているので、貴重な編成となるだろう。10000系は7両編成5本が運用されており、2027年春までに定期運行を終了する予定だ。レッドアロークラシックの運行もそれまでとなる。レッドアロークラシックは、10000系定期運行の最後を飾る企画だ。その後の10000系は、1編成がリニューアル工事を施され、2028年度より「観光特急」として運用を開始することになっている。

初代5000系レッドアローは、西武秩父線が開通した1969年10月14日に運行を開始した西武鉄道初の有料特急だ。池袋駅と西武秩父駅を当時最短83分で結び、秩父観光の足として利用された。1970年には鉄道友の会の「ブルーリボン賞」を受賞した。約四半世紀にわたって活躍した5000系は、1993年登場の10000系ニューレッドアロー、現在の001系「ラビュー」へと続く西武特急ブランドの礎となった。

今回のレッドアロークラシックは、西武鉄道公式スマートフォンアプリ「西武線アプリ」の列車走行位置画面にも対応する。アプリ上で車両がどこを走っているかを確認できる。

運行開始に合わせ、歴代特急車両を題材にしたアクリルスタンドやクリアファイル、キーホルダーなどの関連グッズも発売する。10月3、4日に「西武線沿線ファミリーフェスタ」の西武鉄道グッズ販売ブースで先行販売する予定だ。また、2026年冬には10000系ニューレッドアローとレッドアロークラシックのタカラトミー『プラレール』も発売する予定だ。

《高木啓》

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