住友化学は、超低屈折率の透明薄膜を形成できる塗工液の開発に成功したと発表した。
近年、CMOSイメージセンサーなどの光学センシング、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)などの次世代ディスプレイ、光電融合技術を活用した次世代半導体といった光学デバイス分野では、光学設計の高度化が進んでいる。材料の屈折率を利用して光を精密に制御することの重要性が高まっており、極限まで屈折率を低減した超低屈折率材料が強く求められている。
住友化学はこれまで、ディスプレイ向けをはじめとする光学材料事業を通じて、高屈折率から低屈折率まで幅広いレンジの樹脂塗工液を開発・ラインアップしてきた。その高度な樹脂設計技術を基盤に超低屈折率材料の開発に取り組んだ結果、実用レベルで世界トップクラス(2026年8月時点・同社調べ)となる屈折率1.06を達成する新規塗工液の開発に成功した。



