アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)は、11月18日に開幕する「EdgeTech+ 2026(エッジテックプラス)」で、SDV(ソフトウェア・デファインド・ビークル)時代のソフトウェア開発をテーマに講演する。
講演では、自動車のソフトウェア開発からセキュリティ対策、発売後の運用まで、AIエージェントとクラウド環境がどのように支援できるかを紹介する。講演するのは、AWSジャパンのシニアソリューションアーキテクト、高野秀樹氏。11月18日14時05分から14時50分までの予定だ。
自動車のSDV化が進む中、ソフトウェアには開発スピードの向上だけでなく、発売後も続くセキュリティ対策や法規制への対応が求められる。今回の講演では、これらの課題を両立するための開発環境とAIエージェントの役割を取り上げる。
●AWSが提供している開発環境
AWSは、AIを活用したソフトウェア開発環境「Kiro(キロ)」を提供している。Kiroは、自然言語で記述した要件をもとに、AIエージェントが開発計画の作成、プログラムの実装、テスト、検証などを支援する仕組みだ。
2026年10月には、複数のAIエージェントを組み合わせて複雑な開発作業を進める「Kiro workflows」も発表した。プログラムの修正からコードレビュー、指摘事項への対応まで、複数の工程を連続して実行できる。
また、AWSはソフトウェアのセキュリティ対策を支援する「AWS Security Agent」や、システム障害の原因分析と復旧を支援する「AWS DevOps Agent」も展開している。開発だけでなく、セキュリティの検証や運用にもAIエージェントの活用を広げている。
組み込みソフトウェアの分野でも、AWSはAIエージェントの活用を進めている。日立産業制御ソリューションズと実施したワークショップでは、102人のエンジニアがKiroを使い、既存コードの解析や仕様の整理、実装、テストなどを体験した。
EdgeTech+ 2026は、組み込みシステムやエッジコンピューティングなどの技術を扱う展示会だ。今回のAWSの講演は、同展示会内の構成イベント「オートモーティブソフトウェアエキスポ」の基調講演として実施される。




