ヤマト運輸の機密文書リサイクルサービス「ECOBox」、個人向け新サイズを全国発売…書類を箱に入れるだけで溶解処理

専用箱に入れるだけで安全・手軽に書類を処理できる「ECOBox」
専用箱に入れるだけで安全・手軽に書類を処理できる「ECOBox」全 1 枚

ヤマト運輸は、機密文書リサイクルサービス「ECOBox」の個人向け新サイズ2種類を全国(沖縄県を除く)で発売した。

専用箱に書類を入れるだけで、一度も開封されることなく溶解処理が行われる。ホッチキスで留めたままでも処理できるのが特徴だ。

■2サイズを用意、1箱単位から購入可能

個人向けに用意されるのは「A4レギュラー」と「A4スリム」の2種類。

「A4レギュラー」は外寸34×23×13cm(内寸32×22×11cm)で、専用キット料1540円(税込)、溶解処理料1320円(税込)。

「A4スリム」は外寸34×23×7cm(内寸32×22×5cm)で、専用キット料990円(税込)、溶解処理料770円(税込)となっている。

溶解処理料は回収時に別途請求される。支払い方法は、専用箱の購入時は現金・電子マネー・コード決済・クレジットカードが使えるが、溶解処理料は現金のみとなる。

専用箱はヤマト運輸の営業所での購入のほか、ウェブサービス「クロネコマーケット」でも注文できる。溶解処理の依頼は、営業所への持ち込みまたはセールスドライバーによる集荷に対応する。

主な利用シーンとして、大掃除や引越し時の書類整理、在宅ワークで発生した書類の処理、プライバシー情報を含む書類の廃棄などが想定されている。

■在宅勤務の普及が後押し、首都圏先行販売が好評

ヤマト運輸がECOBoxを法人向けに提供開始したのは2006年のこと。個人情報保護法の施行(2005年)を背景に、機密文書を安全かつ手軽に処理したいというニーズに応えたものだ。現在は年間約90万個が利用されている。

近年は在宅勤務の普及などを背景に、個人からも「自宅の書類を安全に処理したい」「シュレッダーでは追いつかない」「家庭ごみに出すのはプライバシーの面で不安」といった声が増えていた。

こうした声を受け、2026年6月から首都圏(1都7県)で個人向けの2サイズを先行販売したところ、個人クリニックや士業事務所、自治会・町内会、シニア層など幅広い層から支持を集め、継続利用につながったという。

この結果を踏まえ、全国展開を決定した。

《森脇稔》

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