マツダは10月14日、同社のコミュニティサービスサイト「CLUB MAZDA COMMUNITY」の運営サービス提供事業者において、第三者による不正アクセスが発生したと発表した。
これにより、サイト会員の個人情報および運営担当の同社従業員に関する情報が、外部から閲覧・取得された可能性があるという。
■委託先のシステムの不備を悪用
マツダはこのサイトの運営をコミューン株式会社に委託している。2026年10月7日、委託先から同社が提供するコミュニティプラットフォーム「Commune」が外部の第三者による不正アクセスを受けたとの報告を受けた。
委託先によると、外部の第三者が委託先システムの不備を悪用して不正にアクセスしたことが原因とされている。委託先はすでに不正アクセスに利用された経路を遮断し、必要なセキュリティ対策を実施している。
■最大4103名分の情報が対象
調査の結果、会員および本サイト運営担当の従業員を含む最大4103名分の情報が、外部から閲覧・取得された可能性があることが判明した。
対象となる可能性がある情報は、会員ID、アカウント名、メールアドレス、性別、居住地(都道府県)、購買・利用状況履歴、趣味・嗜好・アンケート回答、だ。
なお、クレジットカード情報は含まれていない。また、不正アクセスを受けた「Commune」のサーバーはマツダ自社システムのサーバーとは異なり、ネットワーク上の直接接続もないため、現時点でマツダ自社システムへの影響は確認されていない。
■二次被害は現時点で確認されず
現時点において、漏えいした可能性のある情報が悪用された事実や二次被害は確認されていない。マツダは現在、このサイトのサービスを停止し、調査を進めている。
マツダは委託先と連携して原因究明と再発防止策の実施を進めるとともに、個人情報保護委員会への報告など関係法令に基づく対応を行っている。
■フィッシングメールに注意を
マツダは利用者に対し、本件に便乗したフィッシングメールや不審な連絡が行われる可能性があるとして注意を呼びかけている。不審なメールやSMSを受信した場合は、不審なURLへのアクセスや添付ファイルの開封、個人情報・パスワードの入力を行わないよう求めている。




