日野自動車は10月7日、大型トラック『プロファイア』の原動機(エンジン制御プログラム)に不具合があるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。対象となるのは2017年6月6日~2022年3月2日の間に製作された4型式1車種、計1391台。
不具合の内容は、E13Cエンジン制御コンピュータにおいて、(1)DPR再生用制御プログラムが不適切なため、高回転高負荷条件でのDPR再生中に尿素SCR触媒温度が想定より高温となり、触媒劣化の進行が早くなることがある。そのため、そのまま使用を続けると排出ガス中の窒素酸化物の排出値が規制値を超えるおそれがある。(2)SCR触媒劣化判定プログラムが不適切なため、正常な触媒を異常と誤判定し、警告灯が点灯するおそれがある。
改善措置として、(1)と(2)について全車両、エンジン制御コンピュータのプログラムを対策仕様に書き換える。(1)に関しては、 全車両、排気管に保温カバーを取り付け、暫定措置でメンテナンスノートの 点検整備項目に追加した触媒の浄化率点検を削除する。 また、メーカーが定めた基準に沿って触媒の点検を行い、基準を超える場合は触媒 を新品に交換する。
不具合の発生件数は、(1)については0件、(2)は273件。事故の報告は(1)、(2)についてどちらも無い。




