水素吸蔵合金の開発を大幅短縮、世界初の自動実験システムで…QSTや東北大学

合金作製から評価までを自動化する世界初の実験システム
合金作製から評価までを自動化する世界初の実験システム全 1 枚

量子科学技術研究開発機構(QST)、東北大学、自然科学研究機構分子科学研究所、アールデック、エイブイシーの5機関は共同で、水素吸蔵合金の開発に必要な合金作製から評価までを自動で実行する世界初の実験システムを開発した。

水素吸蔵合金は、水素を固体状態でコンパクトに貯蔵できる有望な材料だ。しかし、その性能は組成に大きく依存するため、最適化には膨大な実験が必要となる。従来は合金作製、水素吸蔵・放出特性評価、組成分析などを研究者が個別に行っており、1試料あたり2~3日を要していた。

今回開発したシステムは、合金薄膜の作製、水素吸蔵処理、組成分析、水素放出特性評価を連続して自動実行する。具体的には、(1)基板導入室、(2)三元スパッタ成膜室、(3)水素吸蔵処理室、(4)組成分析室、(5)水素放出特性評価室を、(6)自動搬送ロボットで接続する構成となっている。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スバル『レヴォーグ』次期型は2027年登場か! 2.4Lターボが存続?
  2. トヨタのミッドシップスポーツ『MR2』400ps超+AWDなるか?…10月のスクープ記事ベスト5
  3. 雨の日の視界を守るドアミラー対策…『秋の愛車メンテナンス』まとめ
  4. 「楽しみすぎる!!」トヨタ『セリカ』の復活情報にSNSで反響、デザインへの期待も
  5. 【レスポンス読者試乗会】乗って初めて見えた、4組の試乗者が語る日産『エクストレイル』のリアルPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「フィジカルAI」って何? 似ている4つの基本用語…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 1】
  2. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  3. 「9分で充電てどういうこと?」BYDの新型フラッグシップSUV『ATTO 8』に驚きの声
  4. 「Sim-to-Real」って何? AIを動かす実装技術…EdgeTech+ 2026【キーワード Vol. 3】
  5. 「事故死ゼロ」と「移動の自由」の両立へ…トヨタとホンダが「ITS世界会議」で示した次世代技術
ランキングをもっと見る