GM 破産…動画で再生を強くアピール

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GM 破産…動画で再生を強くアピール
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GMは1日、動画共有サイトで「REINVENTION」(再生)というタイトルの動画を公開。早くも新生GMを懸命にアピールしている。

GMは1日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請し、経営破たん。負債総額は1728億1000万ドル(約16兆4000億円)と推定され、米国製造業の倒産としては過去最大規模となった。

米国政府はGMに対して、301億ドル(約2兆9000億円)、カナダ政府は95億ドル(約9200億円)を追加融資。両政府が再建後に発行する新GMの株式72%を取得し、GMは事実上、国有化されることが決定した。今後、GMは破産手続きを60 - 90日以内に終わらせ、米国とカナダの両政府の管理下で、スピード再建を目指す。

今回の動画は、新しいGMをアピールする内容。米国では昨年9月、経営危機に陥った最大手保険会社のAIGに、政府が1500億ドル(約15兆円)もの公的資金を注入し救済したが、これに国民の多くが反発した。自動車メーカーの経営破たんは、金融機関に比べると国民生活に与える影響が小さいため、政府によるGM救済を快く思っていない国民も多い。

そういう事情もあり、GMはPRビデオを製作。GMの再生への強いメッセージが込められたPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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