ヴェイロン vs GT‐R、世界最速は…

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英国の自動車メディア『evo MAGAZINE』は、ブガッティ『ヴェイロン16.4』と日産『GT-R』の加速テストを行った。その映像が、動画共有サイトで公開されている。

ヴェイロン16.4は、2005年の東京モーターショーで市販モデルが登場。8.0リットルW16気筒エンジンに4つのターボを装着し、最大出力1001ps、最大トルク127.5kgmという桁外れのスペックを発揮する。強大なパワーは7速DSGとフルタイム4WDで路面に伝えられ、0-100km/h加速2.5秒、最高速度407km/hのモンスターぶりを見せつける。ちなみに407km/hの最高速は、2005年当時の世界最速記録である。

ヴェイロン16.4は限定300台が生産され、日本での価格は、2007年7月時点で1億9900万円。2008年8月のペブルビーチ・コンクールデレガンスでは、オープン仕様の『ヴェイロン16.4グランスポーツ』が追加設定されている。

一方の日産『GT-R』は、2007年10月の東京モーターショーでデビュー。3.8リットルV6ツインターボ(480ps、60kgm)に、独立型トランスアクスル4WDとデュアルクラッチ6速ATを組み合わせ、0-100km/h加速3.5秒、最高速310km/h(リミッター解除時)というパフォーマンスを発揮する。

GT-Rは発表以来、初の改良を2008年12月に受け、最高出力を480psから485psへ5psアップ。同時に足回りの設定も変更した。今年4月23日、GT-Rはドイツ・ニュルブルクリンクでタイムアタックを行い、7分26秒70というベストラップをマーク。シボレー『コルベットZR-1』が持つ市販車最速記録、7分26秒4に肉迫している。GT-Rの日本での価格は、861万円からだ。

2台のスーパーカーの加速テストは、英国のBruntingthorpeプルービンググラウンドで実施。世界最速を賭けた対決の結果は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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