スズキ キザシ新型…メルセデスやレクサスよりも若い!?

自動車 ニューモデル 新型車
スズキ キザシ新型…メルセデスやレクサスよりも若い!?
スズキ キザシ新型…メルセデスやレクサスよりも若い!? 全 5 枚 拡大写真

米国スズキは7月30日、新型車『キザシ』を発表した。動画共有サイトでは、そのPRビデオが公開されている。

キザシはスズキ初のプレミアムミッドサイズセグメント車として企画。同社のグローバルなフラッグシップセダンとして、ブランドイメージ向上の役割が与えられた。

外観はコンセプトカーのデザインを踏襲しており、フロントマスクはひと目でスズキ車とわかるアイデンティティを表現。短いフロントオーバーハングやボリューム感を持たせたボディラインの効果もあって、スポーティな雰囲気を発散する。

ボディサイズは全長4650×全幅1820×全高1480mm、ホイールベース2700mm。新型スバル『レガシィB4』(全長4730×全幅1780×全高1505mm、ホイールベース2750mm)と比較すると、キザシのほうが全長は80mm、ホイールベースは50mm短いが、全幅は40mm上回っている。

インテリアは左右対称のインパネが特徴。各部の素材は吟味され、プレミアムスポーツセダンにふさわしい仕上がりを見せる。前席はスポーツシートとなり、オプションでレザーが選択可能だ。室内空間は大人4名に充分なスペースを確保。出力425Wの「ロックフォードフォズゲート」オーディオ、i-PodやBluetooth接続機能など、オプションも豊富だ。

エンジンは新開発の2.4リットル直4。ブロック、シリンダーヘッド、ピストンにアルミを使用した軽量エンジンだ。バランサーシャフトも採用し、NVH(ノイズ/振動/ハーシュネス)の低減を図る。最終スペックは確定していないが、スズキによると最大出力は約200psとクラストップレベル。米国EPA(環境保護局)高速燃費は、12.75km/リットル程度と予想される。

トランスミッションは6速MTとCVT。CVTにはパドルシフトが組み合わせられる。駆動方式はFFと「i‐4WD」と呼ばれる4WD。この4WDは通常はFF走行が基本で、「AWD」スイッチを押すと後輪に駆動トルクを配分し、滑りやすい路面での走行安定性を高めてくれる。

アルミ製サスペンションは、前がマクファーソンストラット、後ろマルチリンクで、スプリングはKYB製。操縦安定性、乗り心地、NVHを高レベルで実現する。ブレーキは曙ブレーキ製の4輪ディスク。オプションで18インチタイヤも装着できる。ESPや8個のエアバッグなど、安全面も万全の備えだ。ハンドリングは、ドイツ・ニュルブルクリンクとアウトバーンをはじめ、スイスアルプス、英国カントリーロードなど、世界の道で徹底的に鍛え上げた。

新型キザシは静岡県相良工場で生産され、米国では今冬発売予定。初のプレミアムセグメント参入だけに、力のこもったPR映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る