先週アウトバーンで、あるジャーナリストの運転するTTが操縦安定性の欠陥から事故になり、ドライバーは死亡した。ちなみに彼の運転していたTTは試乗用の広報車ではなく、個人所有のクルマだった。 これを受けてアウディは、TTをすべて回収し、対策を施すことを決定した。具体的な内容は、 1、リアウイングを装着する なお、ESPの無償装着は見送られた。希望者は12月より、有償で装着できる。
対策はクーペ、ロードスター、FWD、クワトロすべてのモデルで行われる。TTはすでに約4万台デリバリーされており、そのうち半分がドイツ、残りが輸出されている。 対策はディーラーで行われるが、アウディによると対策パーツの準備ができておらず、いつから始められるかわからないという。ただ、1〜2週間以内というわけにはいかないようだ。 アウディ日本の広報担当に取材したところ、日本仕様の車両に対しては、特に仕様変更を行なう予定はないとのコメントがえられた。本国のアウディは、今回の変更はすべての市場で行われるとしており、食い違いがある。 その理由として考えられるのは、いままで報告されていたスピードが、日本においては考えにくい200km/h以上だったということ。しかし今回の事故は、140km/hというより日常的な速度で発生しており、対策は必須と思われる。
・アウディ |
やはりTTの操縦安定性に問題あり! アウトバーンで死亡事故、アウディは無償でリアウイングを装着
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