自賠責保険は正しく機能しているか?

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運輸省は、自賠責保険の支払いについての審査会、再審査会の99年度第2〜4半期(7〜9月)の開催状況を発表した。自動車保険料算定会は自賠責保険の障害の度合いや過失割合について審査、再審査する制度があり、これを運輸省に報告している。

審査会の有無責等の審査会は全体の605件を審査し、このうち122件が被害者の過失割合が70%未満の減額無しとして認定した。122件のうち、死亡事故が107件、障害事故が15件。被害者の過失割合が100%の無責事故は1176件だった。

後遺傷害審査会は、50件を審査し、このうちの14%に当たる7件が被害者に有利な後遺障害等級に変更された。再調査は17件だった。上半期(4月〜9月)の死亡無責事故は359件で、前年同期とほぼ同じ水準だ。

再審査会は、14件を審査、異議却下が13件で、1件が変更された。後遺障害再審査会は1件審査し、異議は却下された。

《レスポンス編集部》

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