| 量産車に非常に近いと思われるデザインがSUVの“アクティビークル”コンセプトだ。車名はアクティビティ・ビークルを縮めたもの。早口言葉みたいだ。ただしショーカーで流行の、パンチング・メタルがはめ込まれたグリルは量産時には変更されるだろう。
「やはり冷却が不足する」と、アドバンスデザイン・スタジオの佐藤洋一デザイナーも認める。つづいてマツダ車のグリル・デザインについて興味深い話をしてくれた。「ファイブ・ポインテッド(5角形)グリルの上にマツダのコーポレート・マーク(Mマーク)が付くのがスポーツ系、グリルの中、中央やや上寄りに付くのが乗用車系と別れている」
そうするとアクティビークルはSUVではなく乗用車になる。「スポーツ」や「ユーティリティ」色の薄い、乗用車なのだ。ミニバンの次にブームになるのはシティ・クロカンか。 |
【東京ショーD視点 Vol. 5】マツダのグリルの秘密
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《高木啓》
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