ETC計画、900ケ所整備に向け血税投入

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政府は25日、99年度第2次補正予算案を閣議決定し、国会に提出した。

まず、建設省関連では、ITS(高度道路交通システム)のひとつETC(ノンストップ自動料金収受システム)を2002年度までに900ヵ所のインターチェンジに整備する計画だが、これを実行するため、整備計画のピッチを早める。二次補正予算案では、東北自動車道、北陸自動車道など新たに140ヵ所の整備に着手する。

運輸省関連では、検査登録事務所でのユーザー車検などが容易になる、音声による誘導装置付の車検機器「マルチテスター」を8ヵ所に設置する。導入するのは熊谷、群馬、四日市、岐阜、愛媛、長崎、春日部、滋賀の各検査登録事務所。燃料電池自動車技術評価事業として次期低公害エンジンの本命と言われる燃料電池車の評価手法確立のための調査・研究もスタートする。

国道1号線神奈川など総延長距離約3000km/hで電線地中化を2003年度までに実施する。 道路の物流効率化対策では、第二東名、名神高速などの高規格幹線道路、東京外環などの三大都市圏の環状道路の整備する。生活基盤の充実として交通遮断時間の長いボトルネック踏切の解消のための連続立体交差事業による踏切道の改良などを実施する。

《レスポンス編集部》

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