アメリカビッグ3、コンピュータY2K問題で大混乱!! ・・・はなかった

自動車 ビジネス 企業動向

「ロサンゼルス発」

アメリカの自動車の都、デトロイトではY2Kによるトラブルもなくビッグ3各社が無事に新年を迎えた。各社は事前に「Y2K対策は万全で何も問題がない」とコメントしていたが、実際に問題なく新年を迎え、安全宣言を発表している。

フォードによると、同社では3年も前からY2K問題の存在を認識、コンピュータ関連の整備に力を入れてきた。確認のため大晦日から新年にかけては世界中の188の向上、233の自社ビルのそれぞれに対策チームを派遣、万一の事態に備えたが、結局問題は何ひとつ起こらなかった。

GMでは1月1日の午後4時にグローバルチェックという全世界の支社での最終チェックを完了。何も問題が起きていないことを確認した。また現時点でGM製の車を所有しているオーナーから車のコンピュータに異常がある、という報告もないという。

ダイムラークライスラーは新年の操業が1月10日から、とビッグ3の中で休暇期間が最も長いが、Y2K関連の問題は何も報告されておらず、操業再開にも何も支障はない、と発表。自社の事前対策の成果に100%満足しているとのコメントを出している。

《土方細秩子》

《Sachiko Hijikata, US editor》

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