「EUサイズのナンバープレート受け入れ」、省庁が規制緩和計画を中間発表

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各省庁が規制緩和推進三ヵ年計画による再改定作業の中間公表が明らかになった。業界や海外政府などから、規制緩和するべきと指摘された項目の検討状況について中間公表した。今後、各省庁は中間公表についての意見や要望かた、年度末にまとめる予定の規制緩和推進計画の再改定に反映させていく。

中間公表の中で、自動車関連では、規制緩和を実施したのは封印取り付け受託者の業務範囲拡大や自動車の前面ガラス貼付式雨滴感知器(レインセンサー)の大臣指定の廃止、軽トラックの規格の拡大など。

今後、規制緩和する予定のものとしては、トラックの車検有効期間の延長、大型トラックに取り付けが義務付けられている速度表示灯の廃止、盗難防止装置のための警報装置の容認、停止表示器材の寸法要件の緩和。

規制緩和について検討中なのが、EUのナンバープレートサイズの受け入れ、自賠責保険における政府再保険制度の見直し、エアサスペンション装備車の駆動軸の軸重規制の見直し、タイヤ騒音規制の調和など。

規制緩和が難しいものとしては、サイドスリップテストの廃止や自動車の幅、長さの規制緩和、自動車の車体番号または原動機型式の打刻届出の簡素化などとなっている。

運輸省では、今回発表した中間公表について意見を集め、今後の規制緩和を進める上での政策に反映させていく。

《レスポンス編集部》

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