世界に君臨するGMのCEOが交代

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GM(ゼネラル・モータース)はリック・ワゴナーのCEO就任にともない、重役陣を大きく入れ替えた。ジョン・F.スミスの後をついだ47歳のワゴナーには、GMの世界戦略において、より積極的なアプローチをとることが期待されている。

1992年におこった首脳陣の造反劇でトップの地位についたスミスは、引き続き会長職にはとどまる。またハリー・ピアスも副会長職にとどまる。スミスは65歳になる2003年まで会長席に座っていて良いが、デトロイトの情報筋は、それより早く引退して王国をピアスへ引き継ぐと見ている。

新CEOのワゴナーはGMでのキャリアを1977年、ニューヨーク事務所の出納係としてスタートさせた。彼の名が知られるようになったのは、問題の多かったブラジル法人を立て直してから。ブラジル市場へ新型車を導入する一方で、社内的には低コスト生産工程を導入した。94年から98年には北米事業部門のトップに就任、利益を回復すべくブラジル法人建て直しと同じ手法を用いた。そしてその後、全世界の生産部門をまとめる地位についた。

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