今度こそ売れるか? ポルシェ、新型『911タルガ』を開発

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今度こそ売れるか? ポルシェ、新型『911タルガ』を開発
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新型ポルシェ『911タルガ』のプロトタイプがテスト走行をしている姿が、ポルシェ本社R&Dセンター付近で目撃されている。タルガ仕様はこれまで、あまりにも「売れなかった」ために、現行の996型からは「ラインナップから落とされた」といわれていたが、やはりポルシェは、ふたたびこの「鬼門」に挑戦するようだ。

新型『911タルガ』は、先代モデルと同じく、ルーフ部分のすべてが一枚の大きなガラスとなっており、そのグラス・ルーフがボタンひとつで、ルーフ両脇のレールに支えられて後方に移動し、リア・ウィンドウの上に格納されるというオープンエア・システムを備える。なお新型も、先代同様『911カブリオレ』をベースに開発されている。

新型では、タルガ・システムのラバー・シール類が強化され(雨漏り対策か)、また高速走行時の風切り音を減らすために、ウィンド・ディフレクターの形状を変更している。またリアワイパーも装着され、後方視界の向上を計っているようだ。

この新型『タルガ』、当初は2000年末の発売が予定されていたのだが、『ボクスターS』の予想を上回る人気のために同社のツッフェンハウゼン工場の生産ラインがいっぱいとなってしまい、そのあおりを受けて、発売が2001年の半ばまで延期されれてしまったようだ。

なお新型『タルガ』は、『911』シリーズ全体のフェイスリフトと同時に発表される模様だ。このときに、不評だったヘッドライト回りのデザインが、ついに、最近発表された『911ターボ』と同じものに変更される。ようやく『ボクスター』と同じカオではなくなるわけだ。

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