【ミツオカ『yuga(優雅)』デビュー Vol. 2】デザインの秘訣は「社長をゴマかすこと」

自動車 ニューモデル 新型車
【ミツオカ『yuga(優雅)』デビュー Vol. 2】デザインの秘訣は「社長をゴマかすこと」
【ミツオカ『yuga(優雅)』デビュー Vol. 2】デザインの秘訣は「社長をゴマかすこと」 全 2 枚 拡大写真

光岡の新型車、yugaのデザインを行った渡辺清和氏に話を伺った。

--社長はロンドンタクシーを目標としたと語っていましたが?

「 最初に社長から渡されたのが、ロンドンタクシーのフロントとキューブのAピラーから後ろを雑に貼り合わせたような写真で、こういうクルマを作れと言われました」

--先ほどのスピーチの際に「こんなに丸くしやがって」と、笑いながらも、ちょっと悔しそうに光岡社長が語っていましたね。

「そう、最初はそんなに丸くなかったのですが、優しい雰囲気を出したかったので丸みを出しました。社長は最後まで難色を示していたのですが、そこはうまくゴマかして 」

--ゴマかしちゃったんですか?

「ええ、それも開発の重要な仕事のひとつです:笑」

--クルマ好きなユーザーは『ゼロワン』のような、スポーツタイプの新型車も期待していると思うのですが、開発の予定は?

「それは若い開発スタッフ全員の夢ですね。僕もぜひ作ってみたいので会社までリクエストしてください」

--その際にも社長をゴマかすのですか?

「必要であればもちろん、です」

普段はRX7に乗っているという渡辺氏、目標はやはりスポーツカーのデザインであるようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る