【ETC傷だらけのスタート Vol. 3】そろばん勘定が合わない……ハイカ廃止か

自動車 テクノロジー ITS

ETCが成功するかの最大の鍵を握ると言われているのが車載器の普及いかんにかかっている。

この車載器、現在市販されていないが、予想では1台当たり3万円程度になると言われている。果たして料金所渋滞を避けるためだけに3万円もする車載器を消費者が購入するだろうかという疑問がある。

建設省や、日本道路公団(JH)では、「浸透すれば量産され、価格は大幅に低下される」と主張しているが、最初の浸透までが誰が購入するのか、という疑問が残る。JHでは現在、ETCをハイウェイカードよりも割引き率を高くすることで、ETC車載器の浸透を図ることを検討している。

しかし、もとをとるために「どれだけ高速道路を利用すればいいのか」疑問が残る。これまでの高速道路の値上げなどの政策を見ていると、建設省やJHは「ETCを普及させるため、現行のハイウェイカードを利用を廃止する」のではと懸念する声も出ている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. 軽キャン人気継続も新型キャブコン登場で話題…キャンピングカーランキング 5月
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る