自賠責保険は現状維持か、それとも約4000円の値下げか

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大蔵省、金融監督庁の自動車損害賠償責任保険審議会で、自賠責保険料改定の3つの試算が示された。試算では、2兆円にのぼる政府再保険の運用益を自賠責保険料の値下げが検討されている。

試算1は現行保険料(1万3800円)を維持、2005年度に保険料を1万4800円に値上げするという、値上げ感をあまり生じさせないプラン。 試算2は2001年度に保険料を約1000円引き下げるが、2005年度に1万5400円に値上げするという、小刻み型プラン。試算3は2001年度に保険料を一気に3620円も引き下げるが、2005年度に1万6700円に値上げするというプランで、初年度の割安感は大きいが反面で値上げの額も大きくなり、ユーザーの反発も予想される。

自賠責保険料は2兆円の運用益があるものの、単純に収支(保険料収入マイナス支払い保険料、経費)で見ると赤字になっており、2005年度には値上げされるのが確実。現行保険料を維持したり小幅な引き下げにとどめ、将来の値上げを抑える案が有力だ。

《レスポンス編集部》

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