【躍進!! 新型トヨタ『RAV4』 Vol. 3】1AZ-FSEはトヨタの新世代D-4・第2弾だ!

自動車 ニューモデル 新型車
【躍進!! 新型トヨタ『RAV4』 Vol. 3】1AZ-FSEはトヨタの新世代D-4・第2弾だ!
【躍進!! 新型トヨタ『RAV4』 Vol. 3】1AZ-FSEはトヨタの新世代D-4・第2弾だ! 全 4 枚 拡大写真

新型『RAV4』に搭載された、新開発の2リットル直噴ガソリンエンジン、「1AZ-FSE」は、『クラウン』に搭載された3リットル「D-4」エンジンに続く、トヨタの「新世代環境エンジン」の第2弾だという。これまでのトヨタ製D-4エンジンと、いったいどう違うというのだろうか?

【画像全4枚】

トヨタにはこれまで、2リットルの直噴ガソリンエンジンとして「3S-FSE型」が設定されている。1AZ-FSE型が3S-FSE型といちばん違うのは、成層燃焼のさいの燃料の噴射の仕方なんです」と、トヨタ自動車・第2開発センター・第2パワートレイン部の青山克彦さんは答える。

「これまでのものは燃料の噴射の際に、気流を利用してスワール(混合気の渦)を起こしていました。ところが今回のものでは、気流を使用しなくても、噴射した燃料の勢いそのもので、より細かく燃料を霧状にすることができるようになったんです。このほうが、より広い状況のもとで成層燃焼が可能になるんですね。そのために我われは、燃焼室の形状や、高圧インジェクター、吸気ポートなどD-4システム全体の再設計したんです」と青山さん。

「ところが、それでも成層燃焼ができない場合というのがある。たとえばエンジンをかけた直後の冷間時とか、アクセルを踏んで加速状態になるときですね。このときは通常のガソリンエンジンと同じ燃焼状態になります。そこで、VVT-i(可変バルブタイミング機構)を装着してやって、通常燃焼時の燃費もよくしたわけです」 このような新タイプの成層燃焼システムと、VVT-iを組み合わせたエンジンこそ、トヨタの新世代 D-4エンジンであり、クラウンの3リットルD-4に続いて第2段となるという。

「ボア x ストロークは3S-FSEと同じ86.0 x 86.0mmですが、エンジンはブロックからヘッドまでオールアルミ製であり、まったくの新設計です。86.0 x 86.0mmというのは一種の黄金率なんですね。クラウンの3リットルD-4ともボア x ストロークは一緒ですが、これも別設計で、モジュール化したわけではありません。いずれにせよ、今回の1AZ-FS型エンジンは、今後のトヨタ車を担うエンジンとして新設計されたもので、これからもさまざまな車種に搭載さえていきます」と星野さんは答えている。

ということは、3S-FE型や3S-GE型を載せている旧型トヨタ車に、このエンジンをスワップすれば、旧車もイッキにLEVに大変身、なんてことができるかもしれない。

《》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  2. ゴードン・マレー『S1』発表、V12自然吸気690馬力を6速MTで操る…世界64台限定
  3. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. 「すごいの作ったな」ケン・オクヤマの最新作『Kode89』にSNS驚愕! あのフェラーリとの共通点も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. 東京ミッドタウン八重洲で配送ロボット4台の本格運用を開始
ランキングをもっと見る