【モデリスタ『カセルタ』登場 Vol. 7】カスタムは個性表現、スポーツカーは感情移入

自動車 ニューモデル 新型車

モデリスタにとって、『カセルタ』のような「トータル・カスタマイズドカー」をつくることは当初からの目標であったという。では、その記念すべき第一号車に「スポーツカー」が選ばれたのはなぜだろうか。

「スポーツカーという存在は、やはり、素直でわかりやすいものであり、誰でもが欲しくなる、乗りたいと思うクルマだと考えたからです。それに、今のクルマは性能はいいけれど、エモーショナルなイメージがあるクルマが少ないでしょう。やはりスポーツカーは感情移入ができる、特別な存在ですからね」と、モデリスタの奥村忠夫さんは答える。

それでは、60年代イタリアン・スポーツ風にしよう、というコンセプトはどうして生まれたのだろう。「これはもう、初めからスタッフ全員の総意でした。50〜60年代のモノは、クルマに限らず、人間的な温かみを感じさせますからね。今のクルマは、たしかにキレイだけど人をホッとさせる感覚がないですからね。そこで、情熱的な往年のイタリアン・スポーツというアイデアが出てきたわけです」と奥村さん。

「ですから『カセルタ』には、大人の人には懐かしさや共感を、若い人には新鮮さを感じていただけると嬉しいですね」。たしかに、単なるレトロ趣味だけではない新しさをそなえた『カセルタ』には、そう感じさせる雰囲気がある。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る