GMのチームスタッフ向け「ルマン」情報、インターネットに流出!!

モータースポーツ/エンタメ 出版物

GMは今後モータースポーツをインターネットによって独自に中継していく予定がある、と発表した。手始めとして6月17、18の両日には、ルマン耐久レースでのキャデラック『LMP』とコルベット『C5-R』のレースの模様をインターネットを使って放送した。

この中継は、本来ドライバーとピットクルーのために流される情報だったが、一般のユーザーもインターネットを通じて見られるようになった、というのはレースファンには嬉しいニュース。チャンネルは「GMExperience @ Le Mans」で、キャデラックとコルベットのレースカーのスピード、ブレーキング、エンジン回転数、ドライバーに掛かる重力度(いわゆる“G”)などのデータを実際に見ることができる。またレースカーのリアルタイムのポジションも確認できるうえ、ドライバーの視点にたったビジュアルなレーススペクテーターも映像として送られる。

これは、車内カメラのイメージとテレメトリー・データをシンクロさせてインターネット・ブロードキャストした初めての試みで、インターネットならではのリアルタイムの情報と映像、音、そして通常のレースサイトが持つ様々な情報やチャットなどをすべて合わせた総合的なレース中継である。

今後のウェブキャストの予定はまだ発表されていないが、今年のGMは伝統あるヒルクライムレースへの参加エントリーを大幅に増やすと発表しており、7月4日のこのレースがウェブ中継される可能性は高そうだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る