【360スパイダーに乗る Vol. 1】日本最速試乗記!! 運転席からエンジンが見える!

自動車 社会 行政
【360スパイダーに乗る Vol. 1】日本最速試乗記!! 運転席からエンジンが見える!
【360スパイダーに乗る Vol. 1】日本最速試乗記!! 運転席からエンジンが見える! 全 3 枚 拡大写真

シリアスなスーパーカーか、カリスマ美容師のお得意さんを増やすだけか? フェラーリ『360スパイダー』にauto-ASCII24特派員グレッグ・ケーブルが乗った。日本最速試乗記!!

【画像全3枚】

「スーパーカーの屋根を切り取るなんて犯罪に等しい」と言う人がいる。フェラーリが『360モデナ』でやったことがまさにそれなのだが、できあがった『360スパイダー』に限っては、そうすべきであったような気がする。スパイダーの方がいいクルマなのだ。

その理由は、ショーケースに納められた、マラネロの作る珠玉のV8エンジンにある。気筒あたり吸気3バルブ+排気2バルブ、軽量チタン・コンロッド、ツインステージ・エキゾースト、そして400PSというパワー……。これらの数字や文句はすでにおなじみだろう。

しかし、その音を間近に聞くことはあるだろうか? 屋根のない360スパイダーでは運転席から深紅のカムカバーが見えるのだ。地球上にこのV8ほどエキサイティングな体験をさせてくれるエンジンはない。それが運転席から手の届く距離にあるのだ。

カムベルトの唸り、8基のスロットルの金属的な叫び、オーバーランしたときの絞り出すような悲鳴、そして8800rpmまで回したときの響き。これらはすべてフェラーリの伝統だが、それが360スパイダーの場合、生で、1%も薄められることなくドライバーに届くのだ。

しかしエンジン自体はすでにニュースとして新しくない。クーペの兄弟車がある意味で精彩を欠くように感じられてしまう、360スパイダーの魅力はまだほかにもあった……。

《》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  2. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. ヤマハが新基準原付を2026年3月、日本発売へ…台湾から『ジョグ125』導入
  5. 新型トヨタ『RAV4』にモデリスタ、「アーバン」と「ラギッド」の2スタイルでカスタマイズ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る