ロータスは10月のバーミンガム・モーターショーで新型車を発表する。それは『ランドシャーク』という名の水陸両用3輪車だ。スーパーカーではないかも知れないが、スーパーなビークルということはできるだろう。
このクルマを商品化するために設立されたランドシャークという会社が、ロータス・エンジニアリング社のプロトタイプ&モデル制作部門に対し、ショー展示用の1/2スケール・クレイモデル制作を依頼したのだ。この展示がアピールして、ランドシャーク社が出資者を得ることができれば、ロータスカーズ社が量産開発、生産することになっている。
ランドシャークは後輪1輪の軽量3輪車、1.2リットルクラスのスーパーバイクのエンジンを流用する。リアホイールにはスポークの代わりにベーン(整流板)があり、水中で水を集めて後方へ噴射、推進するようになっている。前輪のサイクルフェンダーは水中で舵の役目をする。
陸でも走れるサメが、陸にあがったサメにならないように……。