これもルネッサンス!? 日産が「かんばん方式」に対抗策

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「部品は必要なとき、必要なだけメーカーに納入させ、工場では不要在庫を抱えず、管理費用をを圧縮する」とは、トヨタが誇るジャストインタイム=かんばん方式の鉄則だが、今では多くの自動車メーカーが採用しているこのやり方に、日産が反旗を翻すことになった。

日産は部品メーカーのトラックが工場に部品を納入するという方式を止め、その代りに、日産の指定した運送業者が部品メーカーの工場に部品を取りに行くという方式を採用する、と発表した。これまでは部品代に輸送費をプラスすることで、部品の輸送は部品メーカーの「サービス」として行ってきたが、その一方でプラスされた輸送費のために部品単体の価格の把握が難しくなるという弊害があった。このため日産では、部品は部品として価格を決め、輸送費は日産が依頼した運送業者に直接収めることで、コストの透明性を図ることにした。

しかし、この方式だと、これまでのように「必要なとき、必要なだけ…」というわけにはいかず、ある程度の在庫を抱え込むことになるが、それでもコスト削減を優先するというところに、ルノー時代に「コストカッター」と異名を取ったカルロス・ゴーンCEOの影が見え隠れしている。

《石田真一》

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