三菱自動車工業は『リベロ』の電気装置に不具合があったとして、運輸大臣に対してリコール(回収・無償修理)を届け出た。同社の生産工場での完成検査で発覚したもので、7月のクレーム情報の隠蔽とは別のもの。対象となるの2000年6月6日から8月3日までに生産した1006台。
対象のクルマでは、スペアタイヤを固定するタイヤハンガーにおいて、当該ハンガーを車体に吊るして固定するホルダーの形状が不適切である。そのためスペアタイヤ格納時に電気配線がホルダーにより損傷し、最悪の場合、車体後部の灯火類が点灯しなくなるおそれがある。
今回の一件は生産工場で発覚したため、クレーム件数は0件だ。