【三菱リコール隠し調査報告 Vol. 9】運輸省「メーカーは信用しない」

自動車 社会 社会
【三菱リコール隠し調査報告 Vol. 9】運輸省「メーカーは信用しない」
【三菱リコール隠し調査報告 Vol. 9】運輸省「メーカーは信用しない」 全 2 枚 拡大写真

三菱自動車の社内調査結果の報告を聞いた後、運輸省は「リコール関係業務が長期間、適切に実施されておらず、かつ、それが組織的であったことを示しており、企業としての姿勢に疑念を感じざるを得ない。また、これによって多数の自動車のリコール実施が遅れ、また、リコール届け出がなされないまま隠れて対策されたものがあったことは極めて遺憾」とのコメントを発表している。

【画像全2枚】

運輸省では、三菱自動車が道路運送車両法で提出が義務付けられているクレーム情報を秘匿していたことから、虚偽報告として罰金、同じく道路運送車両法で禁止されているリコール隠しを行なっていたことから科料の処分を9月上旬にもまとめる。合わせて、人身事故についての刑事告発も検討する。

富士重、三菱とリコール隠しが相次いだことから、運輸省では今後、情報収集体制を強化する。人員を現在の1.5倍に増やしたり、専用のホームページを立ち上げて情報収集と分析を強化する。「今まではメーカーに情報を頼っていたが、ユーザーからの情報を収集して分析する体制を強化」し、メーカーは信用しない方針だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  2. ヒョンデの高級車ジェネシス、『G90ウィングバックコンセプト』世界初公開…全長5.1m超の大型ワゴン
  3. メルセデスベンツ、改良新型『Sクラス』をプレビュー…レベル4の自動運転が可能に
  4. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  5. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る