ファイアストン問題、抗議の矛先はブリヂストンへ

自動車 社会 社会
ファイアストン問題、抗議の矛先はブリヂストンへ
ファイアストン問題、抗議の矛先はブリヂストンへ 全 1 枚 拡大写真

ブリヂストンは29日、アメリカ子会社のファイアストンが行っているリコールプログラムの支援用として、問題とされたSUV・ライトトラック用タイヤ45万本の生産を予定していたが、これを65万本に上方修正すると発表した。

同社はアメリカ国内でのリコール作業を円滑に進めるため、定期の航空便を使い、これまでに交換用のタイヤを約2000本輸出した。しかし、それでも数が追いつかないため、提供する量を20万本増やし、さらに9月からは貨物便をチャーターして、一度に4300本のタイヤを輸送する。

今回のリコール問題では、抗議の矛先がファイアストンから、同社を買収したブリヂストンに移行する状態となっており、ブリヂストンは企業イメージの確保に必死だ。なお、今回のリコール問題については、明らかにマスコミのミスリードとしか考えられないような誤報もあり、それを真に受けたユーザーがさらなるパニックを引き起こし、ファイアストンやブリヂストンに無茶な対応を迫るという、そんな悪循環に陥っている感もある。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  4. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  5. メルセデス・マイバッハ『Sクラス』に「V12エディション」、100年続くV12エンジンの伝統に敬意…世界限定50台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る