【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 6】革新より熟成のデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 6】革新より熟成のデザイン
【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 6】革新より熟成のデザイン 全 2 枚 拡大写真

『ブルーバード・シルフィ』のデザインは、先日発表となったトヨタ『カローラ』とは対照的に、我々が見なれた違和感のないデザインとなっている。この冷えきったセダン市場において、日産はこのシルフィのデザインで何を狙っているのか? 日産自動車デザイン本部第一プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの中島敬氏にインタビューした。

「シルフィは50代のいわゆる“ベビーブーマー世代”をターゲットにデザインしました。子どもも独立して自分たちの生活を大切にするような人たちというのは上質感を大切にすると思うんです。そこでこれまで培ってきたセダンの形を変えるのではなく、我々が熟知している形をより熟成させて洗練させることでより、上質なセダンの形というものを目指しました」

つまり完全な日本仕様のデザインであるというわけだが、セダンはこれまでさんざんやりつくされている。それらの形をどう熟成させたのか?「サイドから見た時に、アーチ状のルーフで大きな骨格を表現し、ショルダーの面とラインをしっかり通して見せるという2つの大きなテーマでデザインしています。ライトもつり目にすることでスポーティーでエレガンスなデザインのセダンとしました」

また、今回のシルフィで使われたアーチ状のルーフとショルダーのラインの2つのモチーフは、今後も日産のデザインアイデンティティとして育てていくと中島チーフデザイナーは語った。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る