【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 7】デザインの細部のこだわり

自動車 ニューモデル 新型車
【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 7】デザインの細部のこだわり
【新風『ブルーバード・シルフィ』Vol. 7】デザインの細部のこだわり 全 2 枚 拡大写真

上質感にこだわり、セダンとしての熟成をはかった『ブルーバード・シルフィ』は、これまでのセダンとの差別化をはかるため内装などをはじめ、細部に細やかな配慮をしている。

インテリアは丸い柔らかな印象を持つテーマで統一され上質感を演出する。「ここの角の丸さにはこだわりました」と言って日産デザイン本部の中島チーフデザイナーが指差すのは木目調パネルの部分。なるほどドアの内側の部分などは、そこの丸みを見せるためのように木目調パネルの部分が少し内張りよりも出ている。

カフェラテ色と日産が呼んでいる内装色も上質感に一役かっているように見える。この内装色は今後発売される新型『シーマ』等の高級車にも使われるものだという。「この色もたいへん吟味し、絶妙な色を選びました」と中島チーフデザイナーは語る。

シルフィのエクステリアの特徴である、サイドのショルダーの面質にもこだわりが見える。「スムーズで艶やかな面にするため、断面のピーク(カーブの一番きつくなる部分)を少し下げました」と中島チーフデザイナー、「ドアのモールも全部つなげてしまうのではなく、途中で終わらせることでその面を広がりのあるものとして活かすようにデザインしています」

普通に見えるようで細部へのこだわりから上質感を作り出し、これまでのセダンとの違いを見せているブルーバード・シルフィ。写真では伝わりにくい微妙な部分がミソのようだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る