5台に1台が不適合、さらに4分の1が不正……街頭調査

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運輸省は「不正改造車を排除する運動」の街頭検査結果を発表した。それによると街頭検査として164回実施し、1万4341台を検査したところ、全体の19%に当たる2706台の車両に保安基準不適合またはそのおそれがある箇所が見付かった。このうちの26%、705台、延べ954件が不正改造された車両だった。不正改造の内容は、禁止された濃度の窓フィルムの貼付が最も多かった。

705台のうち、383台については、改造部分を直して陸運支局で再検査を受けなければならないという「整備命令」を発令した。また、自動車整備工場、自動車用品販売店で、不正改造車の排除に重点を置いた監査、査察、指導も5275件実施している。この中には、禁止された場所にスモークフィルムを貼っているにもかかわらず、車検にパスしたとして保安基準適合証を交付した指定整備事業者に、指定工場として資格の停止と、この検査員の資格を剥奪するなど5件の処分を行った。

《レスポンス編集部》

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