GMがディーゼルの黒煙カットをもくろむ。その目的は?

エコカー 燃費

GMは、自動車の排気ガス公害に悩まされている南カリフォルニアで、総額250万ドルをかけたディ−ゼル排気ガスカットのためのプログラムを開始する。

ディーゼルはアメリカではほとんど乗用車には使用されていないが、大型のバスやトラックはまだまだディーゼルエンジンが多い。カリフォルニアでは自治体によってはバスなどの市街地走行を禁止する法案も検討中だ。

しかしコスト面などでディーゼルに頼らざるを得ない公共交通のために、クリ−ン・ディーゼルを提供するのが狙い。同時に代替燃料や天然ガスの列車などのプランも提供する。とりあえずはスクールバスに対してばい煙除去装置を取り付け、ディーゼル特有の黒煙を減少させる。

GMの狙いは有害物質の低減というより、公共交通の運営を行う自治体の当局に対して、自社のクリ−ンエンジン搭載車両を大きくアピールすることにあるようだ。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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