ダイクラ出資増額、三菱の先行きがさらに不透明に

自動車 社会 社会
ダイクラ出資増額、三菱の先行きがさらに不透明に
ダイクラ出資増額、三菱の先行きがさらに不透明に 全 1 枚 拡大写真

リコール隠し問題で揺れる三菱自動車だが、提携が決まっているダイムラー・クライスラーとの間で出資比率をめぐる問題が浮上、トラック・バス分野でのボルボとの提携も微妙な情勢になってきた。

ダイムラーとの提携合意では、トラック・バス分野は提携の範囲外となっている。だが、ダイムラーにとっては、アジアのトラック市場をいかにして確保するか、という課題が依然として残っており、アジアが得意な日本メーカーとの提携をまだ模索しているとみられている。

三菱にとって“虎の子”ともいえるトラック・バス事業は三菱の伝統として将来に確実に残したいという三菱の思いは強い。それだけに、先にボルボとの提携を決めておいたことは得策とみられていた。しかしダイムラーが出資比率を40%近くにまで引き上げれば、トラック・バス事業での提携を要求してくる可能性もある。

当時「ボルボとの提携により三菱のスリーダイヤモンドを残すことができたのは、河添社長の努力」(関係者)といわれてきたが、その努力も今回の一件で水泡と帰すのか?

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る