「リコールに積極的な会社です」と、今さら演出してもね

自動車 社会 社会
「リコールに積極的な会社です」と、今さら演出してもね
「リコールに積極的な会社です」と、今さら演出してもね 全 1 枚 拡大写真

フォードは11日、ファイアストン社製タイヤのリコール問題に関し、本来は完成車用として納入されたタイヤをリコール対策用に充てるため、『エクスプローラー』の生産を行っている工場の操業を停止しているが、その措置をあと1週間延期すると発表した。

フォードではミネソタ、ミズーリ、ニュージャージーなど、エクスプローラーの生産を行っている3工場の操業を8月28日から今月10日まで一時ストップし、完成車用としてファイアストンから納入が行われていたタイヤをリコール用に充てると発表していたが、さらに1週間停止することに決めた。今後も1週間おきに操業再開を検討するという。

同社では「リコールを円滑に進めるため」としているが、その背景には下がりすぎた株価と、売上を回復するためのイメージ戦略という見方もある。フォードは先日、アメリカ証券取引委員会に「一連の操業停止と、売上減少に伴い、収益が減少する見込み」という報告を行っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る