恐怖の株主代表訴訟、フォード幹部役員に責任を追及

自動車 社会 社会

フィラデルフィア州で、フォードの株式を1999年1月21日から2000年8月9日までの間に購入した株主によるフォ−ド自動車への代表訴訟が起こされた。

訴訟の内容は「フォ−ドが自社の生産するクルマの安全性などに対する正確な説明を怠り、一連の欠陥タイヤなどによる事件でフォードの評判を落とし、株価を下落させた責任を追求する」というもの。フォ−ド自動車そのものと、数人の幹部役員が訴訟の対象となっている。

しかもこの訴訟を引き受けた法律事務所では、同時期にフォードの株式を購入した株主に対して、11月21日までに訴訟団の一員として登録するよう呼び掛けてもいる。こうした訴訟では巨額の賠償金の支払いが言い渡されるのが普通で、急激に売り上げの悪化しているフォードにさらなる追い討ちをかけることになるし、最悪の場合幹部社員に個人的に賠償金の支払いが命じられるケースもある。フォードがこの訴訟でかなりの窮地に立たされることは間違いない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る