トヨタに負けるな!! 日産が値下げ---その裏を読む

自動車 ビジネス 企業動向

日産フィナンシャルサービスは18日、日産レンタカーの利用料金を同日から平均10%引き下げると発表した。同様の値下げはトヨタレンタリースが10月1日からスタートさせており、これに対抗し、割安感を出すことで新規顧客の開拓と拡大を狙う。

新料金では『ブルーバード』クラスの24時間レンタル料金を、現行の1万6000円から1万3000円に引き下げるほか、小型ワゴンの『プレサージュ』クラスでは同1万6500円を1万4000円に、中型ワゴン『セレナ』クラスで同1万8000円から1万6000円に引き下げた。今回の値下げでは利用者の少ないミドルクラスに顧客を誘導するのが狙いで、稼働率を10%引き上げるのが目的とされている。トヨタレンタリースではスモールクラスを値下げしており、このあたりに方針の違いが読み取れる。

また、同社は年内をめどに、インターネット経由の予約申し込みに対して即時に回答が可能な予約システムを開発・導入する。これまでは受付後に手作業で車両の空き状況を確認していたが、新システム導入後は申し込み時の即時回答が可能となる。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. フェラーリ『テスタロッサ』復活、新世代電動スーパーカーは1050馬力
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. 「ほぼモデルチェンジ並み」フロントマスクが大胆チェンジ! 新型レクサス『IS』が話題に
  5. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る